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こんにちは。編集部のUです。
今回は阪神ダ1400mの傾向を徹底的に分析したいと思います。まずは、コースの特徴から整理していきましょう。
目次
阪神ダ1400mの特徴
コースの概要
スタート地点は2コーナー奥の芝のポケット部分で、右回りのコース。ただし同じポケット部分にある芝1400m、芝1800mとは違い、内側の部分からのスタートです。外枠の方が芝部分を走れる距離が長くなっているため序盤のペースが速くなりやすいのが特徴。
最初のコーナーまでの距離が542mで、スタートから400m地点まで平坦なコースです。その後緩やかな下り坂が直線途中まで続きます。最後の直線は約353mとダートコースでは長めの距離。下り坂が続いていましたが残り200mから急な上り坂に変化。その先がゴールとなります。
ダート短距離戦とあって逃げ・先行勢有利です。しかしハイペースになり過ぎると長い直線、急坂まで体力が持たず状況が一変することもあります。
[ミニ]レコード・平均タイム[/ミニ]
阪神ダ1400mのレコードは2012年のコーラルSでインオラリオがマークした1分21秒5です。この日はレース直前まで降っていた雨の影響で不良馬場でした。15頭立てで行われたこのレースは先行馬たちが引っ張り、前半3Fは33秒7とハイペース。結果、先頭集団3番手でコースロスなく最内を走っていたインオラリオが、残り200mを切ったあたりから抜け出し、36秒1という上がりタイムで勝ちを収めました。
なお、集計期間中の平均タイム1分26秒2、平均上がり3ハロンタイムは38秒2でした。
クラス別タイム・平均ラップ
年齢 | クラス | 1着タイム | ラップタイム平均 |
---|---|---|---|
2歳 | 新馬 | 1.26.57 | 12.53-11.18-12.14-12.62-12.60-12.48-13.02 |
2歳 | 未勝利 | 1.26.00 | 12.42-10.98-11.91-12.43-12.57-12.53-13.17 |
2歳 | 500万 | 1.25.23 | 12.25-10.96-11.76-12.47-12.45-12.35-12.97 |
2歳 | 平均等 | 1.26.08 | 12.43-11.03-11.96-12.48-12.57-12.50-13.11 |
3歳 | 新馬 | 1.26.54 | 12.46-11.06-12.04-12.60-12.71-12.63-13.04 |
3歳 | 未勝利 | 1.25.52 | 12.41-10.96-11.83-12.39-12.47-12.41-13.06 |
3歳 | 500万 | 1.24.87 | 12.29-10.84-11.68-12.28-12.34-12.36-13.08 |
3歳 | 平均等 | 1.25.47 | 12.40-10.95-11.82-12.38-12.46-12.41-13.06 |
古馬 | 500万 | 1.24.38 | 12.30-10.79-11.59-12.15-12.28-12.27-13.00 |
古馬 | 1000万 | 1.23.85 | 12.29-10.80-11.57-12.06-12.16-12.10-12.88 |
古馬 | 1600万 | 1.23.38 | 12.31-10.85-11.51-11.98-12.07-11.92-12.74 |
古馬 | OPEN | 1.22.69 | 12.24-10.74-11.44-11.83-11.91-11.84-12.68 |
古馬 | 平均等 | 1.23.86 | 12.29-10.80-11.55-12.06-12.16-12.12-12.89 |
全 | 平均等 | 1.24.79 | 12.35-10.89-11.71-12.24-12.33-12.28-12.98 |
クラス別の勝ちタイムは3歳未勝利が1分25秒52で古馬オープンが1分22秒69となっています。
2歳500万、2歳未勝利より3歳新馬戦のタイムが大きく遅くなっていますが、この点を除けば概ねクラスが上がるのに比例してタイムも速くなるといえるでしょう。
阪神ダ1400mの平均ラップは12.35-10.89-11.71-12.24-12.33-12.28-12.98となっています。
どのクラスも1F目は12秒台、2F目は11秒前後、3F目は12秒前後。芝部分からのスタートであり、平坦な道が続くため前半の方が速い前傾ラップになるのが最大の特徴です。
ラスト3Fは12秒前後のラップであり、最後の1Fは坂を上るため12秒台後半~13秒台前半のタイムです。
最後の直線は長く、そして急坂が待ち構えているので、短距離戦でありながら消耗戦・持久力勝負と言えるコースです。
上位人気の成績・馬券種別平均配当・三連複万馬券率
1番人気は勝率32%、連対率53%、複勝率65%。おおまかに見て1番人気の平均以上の数字をマークしています。単勝回収率75%、複勝回収率83%と回収率が1番人気の平均と同レベルの数値であり、1番人気の妙味がまずまずあると見て良いコースでしょう。
2~5番人気についても好走率は概ね平均的で、単複回収率は僅かに高い水準です。
人気 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 32% | 53% | 65% | 75% | 83% |
2番人気 | 21% | 38% | 51% | 84% | 82% |
3番人気 | 13% | 29% | 43% | 80% | 84% |
4番人気 | 11% | 22% | 35% | 91% | 83% |
5番人気 | 7% | 14% | 23% | 85% | 70% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
続いては馬券種別のデータです。
馬券種別 | 平均配当 |
---|---|
単勝 | 985円 |
馬連 | 4,949円 |
枠連 | 1,997円 |
ワイド | 2,034円 |
馬単 | 9,755円 |
3連複 | 22,805円 |
3連単 | 131,291円 |
三連複万馬券率 34.5%
単勝の平均配当は985円。対象642レース中331レースが500円未満、169レースが500円以上1000円未満の配当であり、1000円から2000円が74レース、2000円以上5000円未満が52レース、単勝万馬券は4レースでした。
馬連の平均配当は4949円。1000円以上2000円未満が対象642レース中159レースで、ボリュームゾーンとなっています。1万円以上は75レースなので、万馬券はおよそ9回に1回ということになります。
3連複の平均配当は22805円。1000円未満は52レースでシェアにして8.1%。最も多いのは1000円以上5000円未満の配当で258レース、シェアにして40%でボリュームゾーンとなっています。万馬券配当は223レース。10000円以上のシェアは34.5%です。
3連単配当は1万円未満が162レースでシェア25%、1万円以上5万円未満が254レースでシェア39.2%となっています。なお100万馬券の出現は15レースで、シェアでは2.3%。上位人気の安定感がやや高いこととは反する結果ですが、高配当が出やすいコースということがわかります。
阪神ダ1400mのデータ・傾向
枠別成績
[ミニ]有利な枠、不利な枠[/ミニ]
阪神ダ1400mの枠別成績を見ていきましょう。
枠番 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 6% | 11% | 18% | 69% | 60% |
2枠 | 6% | 12% | 20% | 79% | 72% |
3枠 | 6% | 12% | 19% | 63% | 67% |
4枠 | 5% | 12% | 19% | 39% | 72% |
5枠 | 8% | 15% | 21% | 76% | 71% |
6枠 | 7% | 15% | 21% | 65% | 74% |
7枠 | 7% | 14% | 21% | 64% | 87% |
8枠 | 8% | 14% | 20% | 61% | 66% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
まず大まかに見て5枠から外の枠の好走率が高い事が目立ちます。これはどのクラスでも似たような結果になりました。やはりスタート時に、外枠に向かうに連れて芝部分を長く走れるという利点からでしょう。
その中で勝率8%、連対率15%、複勝率21%の5枠が最も高い好走率を残しています。次に好走率が高いのは8枠で、あまり大きな差はなく好成績です。
4枠から内枠の好走率が悪いです。特に4枠はどのクラスでも低い好走率。
1枠もやや低い好走率ですが、良馬場時では勝率8%まで上昇するため馬場によって考え方を変える必要があります。
脚質別成績
[ミニ]有利な脚質・不利な脚質[/ミニ]
次に脚質別の有利、不利を見ます。
脚質上り | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
平地・逃げ | 20% | 33% | 41% | 250% | 147% |
平地・先行 | 13% | 26% | 36% | 108% | 110% |
平地・中団 | 5% | 11% | 18% | 42% | 62% |
平地・後方 | 1% | 3% | 6% | 20% | 38% |
平地・マクリ | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
逃げた馬は勝率20%、複勝率41%。単勝回収率が250%、複勝回収率は147%。他の脚質に比べ総数はもちろん少なくなりますが、最も良い成績です。回収率も圧倒的な数値を残しており馬券妙味がとてもあります。
人気馬の好走率も高く、1番~5番人気に絞ると勝率30%、複勝率56%です。回収率も単複ともに100%を超えているため、人気馬で「逃げ」なら馬券に加えるべきでしょう。
勝率13%・複勝率36%で、単勝回収率108%、複勝回収率110%と堅調なのが「先行」。総数が多いながらこの成績ということは、先行勢が有利なことがわかります。回収率も単複ともに100%を超えているため馬券に絡めやすいでしょう。
全体の76%は4コーナー5番手以内から勝ち馬が出るコースなので、逃げ馬を見ながらレースを進める馬たちの好走確率も高くなっています。
このことからも、先行勢が有利ということがわかります。
「中団」は勝率5%、複勝率18%。どのクラスでも大きな差はなく、逃げ・先行に比べると大幅に好走率が下がります。総数が最も多いという理由もありますが、先行勢に比べるとやや劣勢という評価です。
回収率の成績も良くないため、馬券には加えにくいです。
「後方」は勝率1%、複勝率6%。回収率も低いため馬券妙味がありません。1番~5番人気に絞っても勝率5%、複勝率23%までの上昇なので、人気馬でも馬券の軸にはしづらいでしょう。
全体的に、勝負圏内は4コーナーで先団にいる馬。差しが届くには展開の助けが必要であり、非常に有利な逃げ馬と、その直後で運ぶ先行が主な馬券対象です。
前走距離別成績
次に前走距離別の成績を見ていきます。
前走平地距離 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
同距離 | 9% | 17% | 25% | 62% | 77% |
±200以内 | 7% | 15% | 22% | 68% | 75% |
±400以内 | 7% | 14% | 20% | 66% | 74% |
±600以内 | 7% | 14% | 20% | 65% | 73% |
今回延長 | 5% | 10% | 15% | 74% | 69% |
今回短縮 | 6% | 12% | 17% | 62% | 70% |
500m以上延長 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
500m以上短縮 | 2% | 4% | 7% | 15% | 31% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
前走距離別成績では、前走と同距離が勝率9%、複勝率25%。距離延長が勝率5%、複勝率15%。距離短縮が勝率6%、複勝率17%となっています。
同距離が最も好成績ですが、距離短縮と距離延長にそれほど大きな差は見られません。
同距離のうち最も総数が多いコースは、京都ダ1400m。勝率9%、複勝率27%、単勝回収率61%、複勝回収率72%であり、好走率はほぼ平均の成績です。
次に総数が多い同コース(阪神ダ1400m)は、勝率9%、複勝率29%、単勝回収率71%、複勝回収率84%。好走率は平均並みの数値ですが、回収率は平均を上回っています。
総数がある程度ある中で最も高い好走率を残したのが中京ダ1400mで、勝率11%、複勝率25%、単勝回収率77%、複勝回収率70%でした。
距離短縮の前走コースで最も多いのは東京ダ1600mを走っていた馬たちで、勝率11%、複勝率26%。距離短縮の平均以上の好走率であり期待が持てますが、回収率がそれほどといったところです。
距離延長の前走コースで最も多いのは同競馬場(阪神競馬場)ダ1200mを走っていた馬たち。勝率5%、複勝率16%、単勝回収率55%、複勝回収率61%です。好走率、回収率ともに良い成績とは言えません。
前走距離別成績の回収率の平均を見てわかる通り、配当妙味がスバ抜けてあるコースはなく好走率の高さのみを参考にして選ぶべき舞台と言えそうです。
前走上がり3F順位別成績
前走上がり3F順位別成績は、どの程度の影響を持っているのでしょうか。
前走脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
3F 1位 | 12% | 21% | 32% | 70% | 72% |
3F 2位 | 11% | 20% | 30% | 80% | 72% |
3F 3位 | 11% | 21% | 31% | 92% | 82% |
3F ~5位 | 10% | 20% | 28% | 64% | 74% |
3F 6位~ | 5% | 10% | 15% | 56% | 72% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
前走上がり3F1位は勝率12%、連対率21%、複勝率32%。2位は勝率11%、連対率20%、複勝率30%。3位は勝率11%、連対率21%、複勝率31%でした。前走上がり3F1位がトップの成績ですが、あまり大きな差は見られませんでした。
原則的には逃げ・先行が強いコースなので、前走4コーナー先頭(勝率9%、複勝率27%)、同2~3番手(勝率11%、複勝率27%)にも同水準の価値があります。
重・不良馬場になった時の注意点
まずデータ対象の642レース中、重馬場での施行は77レース、不良馬場は53レースでした。良馬場での1番人気の勝率は31%、複勝率は65%で、重・不良馬場では勝率は37%、複勝率は60%。
勝率は上がり、複勝率はやや下がりましたが、どちらも高い水準なため馬場による大きな影響はないといえます。
2番人気の良馬場時は勝率21%、複勝率53%でしたが、重・不良馬場では勝率16%、複勝率44%でした。2番人気は好走率が下がっています。
3番人気の良馬場時の勝率は13%、複勝率は43%。重・不良馬場では勝率16%、複勝率46%となり、勝率、複勝率ともに上昇しています。
1番人気以外は馬場による影響があり、やや荒れやすいことがわかります。
枠順別成績は以下のようになります。
枠番 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2% | 9% | 15% | 24% | 76% |
2枠 | 7% | 14% | 21% | 97% | 84% |
3枠 | 6% | 13% | 18% | 45% | 63% |
4枠 | 6% | 13% | 20% | 59% | 94% |
5枠 | 9% | 13% | 21% | 58% | 60% |
6枠 | 6% | 12% | 19% | 40% | 99% |
7枠 | 10% | 18% | 23% | 93% | 85% |
8枠 | 5% | 12% | 17% | 43% | 70% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
全レース対象時、好走率の高かった5枠、8枠ですが、5枠は重・不良馬場でも変わらず良い成績を残しています。8枠はとても下がる結果になりました。
全レース対象時あまり良くなかった1枠が、重・不良馬場では圧倒的に好走率が低くなり馬券としては買いづらい印象です。
阪神ダ1400mの馬券に生かせる前走コース別データ
前走好走馬の前走コース別成績
まずは前走好走馬(1~3着)の前走コース別成績を見てみましょう。
前走コース | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
京都・ダ1400 | 18% | 31% | 45% | 72% | 84% |
阪神・ダ1400 | 17% | 30% | 44% | 73% | 81% |
中京・ダ1400 | 20% | 31% | 35% | 80% | 69% |
東京・ダ1400 | 14% | 28% | 37% | 53% | 75% |
阪神・ダ1200 | 13% | 22% | 35% | 61% | 87% |
京都・ダ1200 | 11% | 24% | 35% | 57% | 77% |
小倉・ダ1700 | 10% | 34% | 41% | 61% | 98% |
東京・ダ1600 | 18% | 42% | 63% | 65% | 108% |
新潟・ダ1200 | 12% | 22% | 34% | 59% | 71% |
中京・ダ1200 | 13% | 26% | 32% | 47% | 80% |
阪神・ダ1800 | 21% | 42% | 53% | 93% | 105% |
札幌・ダ1700 | 31% | 31% | 39% | 289% | 89% |
小倉・ダ1000 | 10% | 19% | 23% | 51% | 64% |
小倉・芝1200 | 14% | 18% | 41% | 41% | 68% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
京都ダ1400mが最も総数が多く、勝率18%、複勝率45%と好走率も高いです。単勝回収率72%、複勝回収率84%であり、回収率もそれなりに良いです。
2番目に総数が多いのは同コース(阪神ダ1400m)の好走馬。こちらも好走率が高く勝率は17%、複勝率は44%です。
全体的に京都から阪神へという流れの馬が多いですが、京都で好走した馬たちは阪神でも好走率が高いといえるでしょう。
3番目に総数が多い中京ダ1400mは、勝率20%、複勝率35%、単勝回収率80%、複勝回収率69%です。ある程度総数がある中で最も高い勝率であり、単勝回収率もなかなかの数値なので馬券に加えやすい印象です。
前走凡走馬の前走コース別成績
続いては前走凡走馬(6着以下)の前走コース別成績です。
前走コース | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
---|---|---|---|---|---|
京都・ダ1400 | 3% | 8% | 14% | 34% | 63% |
阪神・ダ1400 | 3% | 7% | 13% | 72% | 87% |
京都・ダ1200 | 3% | 6% | 9% | 85% | 67% |
東京・ダ1600 | 7% | 11% | 14% | 51% | 35% |
小倉・芝1200 | 4% | 6% | 11% | 90% | 68% |
中京・ダ1400 | 5% | 12% | 17% | 53% | 71% |
東京・ダ1400 | 3% | 8% | 14% | 42% | 93% |
阪神・ダ1200 | 3% | 6% | 7% | 61% | 51% |
京都・ダ1800 | 2% | 6% | 9% | 28% | 72% |
阪神・ダ1800 | 3% | 7% | 11% | 33% | 108% |
中京・芝1400 | 9% | 16% | 21% | 76% | 68% |
小倉・ダ1000 | 5% | 10% | 10% | 41% | 79% |
京都・芝1600 | 4% | 7% | 11% | 86% | 48% |
小倉・ダ1700 | 2% | 8% | 15% | 17% | 70% |
小倉・芝1800 | 6% | 12% | 14% | 68% | 35% |
※阪神ダ1400m 2010年以降の集計結果
前走凡走馬について、やはり目立つ傾向は前走6着以下からの巻返しが多くない点でしょう。また、全体的な回収率の低さから、前走で負けていた馬が巻き返す場合は何らかの理由で察知されており、妙味がさほどない、ということも関係していると予測できます。
その中で巻き返しが多いコースを挙げるとすれば、東京ダ1600mと中京芝1400m。しかしどちらも回収率が低いため馬券には加えづらい印象です。
まとめ
ダート1400mということでやはり逃げ・先行馬が有利です。4コーナーを5番手以内で通過し、消耗戦でゴールまで行くという競馬が理想でしょう。レース展開次第では差し・追い込みが決まることもありますが、基本的には前者がよさそうです。
枠では内より外の方が断然有利。スタート時に芝部分を多く走れる外枠の方が勝率は高いですが、重・不良馬場になると8枠の成績が落ちます。どのような馬場でも安定して高い好走率なのは5枠です。
そして、平均配当が示すとおり高配当がでやすいコースですが、1番人気の成績は良く、平均以上。つまり、1番人気絡みの高配当を狙うべき舞台と言えそうです。
馬券予想が的中できるよう、今回の検証データを参考にしていただければ幸いです。