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こんにちは。蘆口真史です。
私の競馬予想理論は、「膨大なレース解析から導き出されたレース配当予測をもとに、オッズを分析し、異常投票(大量投票)があった馬を買う」というものです。
オッズ分析は競馬で勝つためにとても重要な要素です。
今回の記事では「なぜオッズ分析が必要か」というお話をしていきます。
目次
「競馬の勝ち組」への最短距離
オッズで「勝ち馬」が見える
オッズを使って勝ち馬を見抜く。「そんなことができるのか」と疑問に思う方も多いでしょう。
しかし、私は現に、オッズを使って勝ち馬を見抜き、馬券で勝ち続けています。
馬券購入者のほとんどは、オッズを「自分の購入する馬券の倍率を確認するため」だけに使っていることでしょう。
ただ、オッズの使い道は倍率を確認することだけではありません。
1番人気の馬が馬券圏外に飛ぶことを予測したり、100万馬券になるレースを見抜いたり、人気薄ながら勝利する穴馬を発見したりと、オッズは馬券を当てるために非常に役立つツールなのです。
なぜ「オッズだけ」で馬券が当たるのか
オッズを見るだけで馬券を当てることができる理由。それは、オッズを分析することで、「競馬で儲かっている人が購入した馬券」を見抜くことができるからです。
極端な話、「競馬の勝ち組とまったく同じ馬券を買うこと」ができてしまうのです。
競馬で勝つための方法はさまざまです。馬体を研究する、調教映像を分析する、過去の走破タイムを解析するなど多くの方法があります。
ただし、その道で一流になるにはそれなりの時間と努力が必要です。競馬で勝ち組になるのは簡単ではありません。
一方、「儲かっている人に便乗する」という手法ならどうでしょうか。競馬の知識・経験など一切関係なく、明日からでも競馬に勝つことができます。
競馬の勝ち組が買っている馬券をオッズ分析によって見抜き、自分もその馬券を買う。これによってあなたも「競馬の勝ち組」になることができるわけです。
「オッズ分析」をすべき3つの理由
理由① 勝っている人間に便乗する最強の必勝法である
さて、競馬で勝つために「オッズ分析」をすべき理由を3つにまとめました。
まずは1つ目。これはさきほどからお伝えしているように「勝っている人間に便乗する最強の必勝法である」という点です。
有名無名を問わず、世の中には馬券の天才がたくさんいます。
パドックで馬を見る目のある人。競走馬の能力を正確に指数化できる人。極めて優れた直感力を持っている人。タイプはさまざまですが、恒常的に馬券でプラスを計上している人は確実に存在します。また、表に出ることのないインサイダー情報を知り得る人も必ず存在します。
これらの勝っている人間に便乗すること。これが勝利に最も近い道です。
そして、オッズを使うことで、勝っている人たちの投票動向に目を光らせます。
「オッズの動き=他人の投票動向」に目を向け、そこから「正解=馬券に絡む馬」を探し出すのです。
直前で急激にオッズを下げる馬は「買い」が入った可能性があり、単複の人気差が著しい馬は、誰かがどちらかの馬券で大勝負を懸けている可能性がある。そんなことを常に考えながら、数字から情報をあぶり出していきます。
理由② 客観的(統計的)なデータに基づいている
オッズ分析では、過去の膨大な統計情報に基づき、客観的な予想ができます。
たとえば、次の問いに答えてみてください。
・地方馬や海外馬が出走してきた場合、あなたはどう判断しますか?
・休み明けの馬の状態をどのように判断しますか?
・初出走のコースでの適正はどのように判断しますか?
いかがでしょう。
「地方馬なんて滅多に来ないんじゃない?」
「前回の休み明けでは大敗しているから今回も来ないでしょう」
「血統的にこのコースでも問題ないのでは?」
というような、根拠に乏しい、希望的観測で判断してしまうことはないでしょうか。
しかし、蘆口流のオッズ理論では、
「この地方馬は朝一に異常投票があったので穴をあける確率が高い!」
「この休み明け馬は朝一からまったく売れないので必要ない!」
「この馬は高確率で馬券に絡むオッズバランスなので来る確率が高い!」
というような、根拠のある予想が可能になります。
理由③ 半永久的に有効な手法である
オッズは常に進化しています。そのためオッズ分析は、半永久的に活用できる手法となります。
オッズ分析になじみのない方は、「オッズが進化している」と言ってもピンとこないでしょう。
たとえば、1番人気の勝率は毎年30%前後でほぼ一定です。この確率は今後も変わることはないでしょう。
しかし、1番人気になる馬の「質」は毎年変わっています。それは競馬が毎年進化するからです。競馬場が増えたり、コースが変わったり、馬場が変わったり、騎手が変わったり、と競馬は毎年かなり多く変化し、進化していきます。
それにともない、1番人気になる馬の特性は変わってきます。
スピード指数がまだ流行していなかった20世紀。スピード指数を使えばおいしい配当を得ることができていました。
それは、スピード指数が上位の馬でも人気になっていないことが多かったからです。
しかし、スピード指数という考え方が一般化されてきた現代においては、スピード指数上位の馬は上位人気になる確率が高くなりました。
もちろん、スピード指数は今でも重要なファクターであることは間違いありませんが、20世紀に比べれば妙味が減ってきているのは事実です。
騎手の視点で考えても、1番人気になりやすい騎手は年々変わってきています。
これだけ競馬の質が変わり、1番人気になる馬の性質が変わっても、1番人気の勝率は毎年変わらないのです。
これは競馬の進化に合わせて、オッズも進化していることの何よりの証明です。
つまり、オッズ分析はこれまでも、今も、これからも通用する理論だということです。
「オッズ分析」の注意点
「朝一オッズ」に注目する
朝一オッズとは、「レース当日の午前9時40分以前かつ、午前9時40分に最も近い段階で更新されたオッズ」を指します。
なぜ、私が朝一オッズに注目するのか、それには2つの理由があります。
1つは単純に朝一に大金をかけられること自体が自信の表れであり、何よりも怪しい点です。
もう1つは異常が見つけやすいという点です。
直前オッズの場合だと全体の投票母数が多いため、仮に大金が投じられたとしてもその変化はわずかしか表れません。するとオッズの変化が見抜きづらくなります。
しかし、これが朝一オッズの場合だと全体の投票母数が少ないため、大金が投じられた際に大きくオッズが動きます。3-4-7番人気で決着したレースの朝一オッズが実は1-2-3番人気だったというような極端な例も存在するぐらいです。そのため、私は朝一オッズに着目することを推奨しています。
「朝一オッズ」がすべてではない
私は今までに朝一オッズ関連の書籍も出版しており、朝一オッズを推奨しています。
しかし、朝一オッズだけがすべてと言っているわけではありません。
大量投票というものは単勝・複勝のみならず全馬券で発売開始から締め切りまでのあらゆる時間帯で行われるものです。しかし、それらを分析するのは手計算では不可能といっても過言ではなく、ソフトウェアなどの力を借りなければなりません。
そこで、「オッズ分析の入口」として、朝一オッズのみで分析することを推奨しているのです。朝一オッズだけでも十分に穴馬を発見したり、危険な1番人気を発見したりすることは可能です。
「インサイダーオッズ」がすべてではない
オッズの魅力はなんといってもインサイダー馬(異常馬)を探知できることです。これにより勝っている人間に便乗することが可能になってきます。
ただ、それだけがオッズの魅力ではありません。もう1つオッズには大きな魅力があります。
それが「統計分析」です。オッズは、過去数年間で単勝人気別成績が似たような数値で推移するというように統計性があります。
インサイダー理論に加え、「こういうオッズ体系のレースでは万馬券率が高い」「1番人気と2番人気のオッズ差が○倍以上のレースは2番人気は回収率が悪い」といったような統計理論を加えることで、より勝ち組に近づくことができるのです。
したがって、蘆口流オッズ理論とは、「インサイダー理論×統計理論」によって成り立っているということです。
【まとめ】
オッズ分析は競馬の「勝ち組」になるための最短距離です。競馬新聞に目を凝らすのも楽しいものですが、ぜひオッズにも目を向け、馬券ライフを充実させてください!