重賞レース考察

[重賞レースの概要・見どころ]フェアリーS

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フェアリーSの概要・見どころ

年明けの中山開催を彩る、3歳牝馬による桜花賞のステップレース。毎年のように2桁人気馬が馬券に絡む「大荒れレース」として知られ、2015年には11番人気のノットフォーマルが、2017年には10番人気のライジングリーズンがそれぞれ勝利を収めている。

フェアリーSの歴史

1984年に創設された3歳(現2歳)牝馬限定の重賞「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」が前身。勝ち馬には三冠牝馬メジロラモーヌや桜花賞馬エルプスがいるなど、翌年の牝馬クラシック戦線を占う重要な競走だったが、1991年に芝1200mへと改定。1994年には競走名も現行の「フェアリーステークス」に改められた。2009年、施行時期を1月に移すと同時に、距離を再び芝1600mに変更。桜花賞へと続く3歳牝馬マイル戦線の第1戦として位置づけられることになった。

フェアリーSの開催時期

第1~24回は12月中~下旬に開催(第7回は12月1日開催)。2008年は開催されなかった。翌2009年の第25回からは1月初~中旬の開催となっている。

フェアリーSの競走条件

未勝利馬・未出走馬を除く3歳馬が出走可能。負担重量は別定。馬齢重量(54kg)を基本とし、日本馬は収得賞金1800万円以上の場合1kg増、外国馬は重賞競走1着馬の場合1kg増。施行距離は第1~7回、第25回以降が芝1600m、第8~24回が芝1200m。外国産馬は1993年から、地方競馬所属馬は1996年から出走可能となった。2009年からは外国調教馬も出走可能となっている。

フェアリーSのコースの特徴

中山芝1600mで行われる。1コーナー奥のポケットからスタートし、外回りコースへと進む。2コーナーの急カーブまでの距離は短く、馬券ファンの間では「内枠有利」が定説となっている。道中はダラーッと大きなカーブを曲がり続けるイメージのまま、2コーナーからは坂を下り続けて4コーナーを回り直線へ。ゴール手前には中山名物の急坂が待ち受ける。

人気

荒れるレース。とはいえ、2009~2018年の10年間では、1~3番人気のいずれかの馬は必ず馬券に絡んでいる。人気馬から軸を選び、ヒモ荒れ狙いが妥当か。

人気 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1番人気 30% 40% 50% 112% 79%
2番人気 10% 20% 40% 46% 66%
3番人気 20% 20% 30% 139% 77%
4番人気 0% 10% 20% 0% 60%
5番人気 0% 10% 20% 0% 83%
6~10番人気 4% 14% 22% 238% 139%
11番人気以下 3% 5% 5% 170% 54%

※フェアリーS2009~2018年以降の集計結果

単勝オッズ 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1.9倍以下 0% 0% 0% 0% 0%
2.0~2.9倍 25% 50% 75% 57% 100%
3.0~3.9倍 0% 33% 67% 0% 103%
4.0~4.9倍 30% 30% 40% 135% 74%
5.0~6.9倍 7% 7% 14% 48% 36%
7.0~9.9倍 7% 13% 27% 47% 77%
10.0~14.9倍 0% 7% 20% 0% 70%
15.0~19.9倍 0% 15% 23% 0% 120%
20.0~29.9倍 0% 20% 20% 0% 100%
30.0~49.9倍 8% 8% 12% 283% 96%
50.0~99.9倍 11% 17% 17% 836% 232%
100.0倍以上 0% 0% 0% 0% 0%

※フェアリーS2009~2018年以降の集計結果

脚質

2009~2018年の10年間では、逃げが3勝、差しが6勝。中山は軒並み「逃げ先行有利」のイメージだが、フェアリーSでは当てはまらない。馬群の中で競馬ができつつ、末脚を伸ばすタイプの馬のチェックを怠らないようにしたい。

脚質 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
逃げ 25% 25% 42% 1041% 328%
先行 2% 17% 27% 10% 114%
差し 12% 16% 22% 238% 75%
追込 0% 2% 4% 0% 14%
マクリ 0% 33% 33% 0% 200%

※フェアリーS2009~2018年以降の集計結果

枠順

中山芝1600mのセオリー通り「内枠有利」は変わらない。ただし2018年は1着7枠、2着5枠、3着7枠と外枠勢が上位を占め、「何が何でも内枠」との固定観念はかえって危険か。また、「内枠有利」が馬券ファンの間で有名なため、「外枠ほど馬券的妙味が増す」という事実も忘れてはならない。

枠番 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1枠 5% 5% 15% 22% 30%
2枠 10% 25% 40% 186% 171%
3枠 5% 10% 15% 34% 123%
4枠 15% 15% 20% 474% 128%
5枠 5% 10% 10% 336% 48%
6枠 0% 5% 5% 0% 26%
7枠 5% 15% 25% 23% 62%
8枠 5% 15% 20% 180% 101%

※フェアリーS2009~2018年以降の集計結果

血統

以下に挙げるのは、12月・1月の中山芝1600m2歳、3歳戦における種牡馬別勝ち数ベスト10だ(集計期間:2009年1月4日~2018年12月23日)。上位3頭はサンデーサイレンス系が占めている。勝率1位はディープインパクトだが、馬券的な期待値はダイワメジャー、マンハッタンカフェのほうが上。その他、ミスタープロスペクター系の健闘もやはり目立つ。この先、キングカメハメハの直仔であるロードカナロアも早々にランクインしてくることだろう。

種牡馬 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
ディープインパクト 18% 33% 45% 80% 122%
ダイワメジャー 10% 21% 33% 161% 94%
マンハッタンカフェ 14% 21% 32% 143% 90%
キングカメハメハ 7% 25% 32% 57% 119%
ハーツクライ 7% 13% 17% 157% 61%
サクラバクシンオー 17% 17% 20% 128% 46%
ジャングルポケット 8% 13% 25% 190% 99%
アドマイヤムーン 9% 15% 20% 59% 70%
ヴィクトワールピサ 14% 21% 25% 222% 87%
ディープブリランテ 24% 29% 35% 288% 102%

※2009~2018年の集計結果

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